発泡スチロールでDIY!オシャレな部屋作りAtoZ

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ファブリックパネルを発泡スチロールで作る

ファブリックパネルというのはパネルにファブリック(布)を貼ったパネルのことで一般的には木製のものを指します。ただ、木製にこだわる必要はないと思いませんか。むしろ軽くて安いといったアドバンテージを持つ発泡スチロールこそ、ファブリックパネルの素材に最適だと思うのです。

まず発泡スチロールのサイズは自由に決めて構いません。ファブリックパネルに決まったサイズはありませんからね。設置する場所に合わせて好みのサイズにカットしましょう。発泡スチロールがカット出来たら、次にパネルにする布を切っていくわけですが、この時、少し大きめにカットすることを忘れないでください。よくパネルぴったりにカットしてしまう方がいますが、それだと裏に回す分が無くなって固定できなくなってしまいます。厚さが3センチ程度だとして、4辺の長さ+6~7センチくらいは見ておいた方がいいと思います。

布がカット出来たらそれはひとまず置いておいて、次は発泡スチロールに溝を掘っていきますよ。裏面にした発泡スチロールの端から1.5センチくらいのところに深さ1センチくらいの溝を作るのです。カットした発泡スチロールの4辺から1.5センチずつ小さくした四角形の形を深さ1センチで掘る、といえば分かりやすいでしょうか。要はここで掘った溝部分に、裏に回した布を押し込んで固定するわけです。

押し込むときは手では無理なのでクレジットカードなど平たくて固いものを使ってください。それが終わったら余った部分の布をカットし、余分な部分は全て溝に押し込んでいきます。こうすることで綺麗に発泡スチロールに布が固定できますよ。最後に、裏部分数か所に画びょうの入るくぼみを作り、そこに画びょうを固定。これによってファブリックパネルを壁に固定することが出来るわけです。壁に固定したらファブリックパネル作りも終了。

木製のものと違って軽いので落ちてくる心配も少ないですし、よしんば落ちたとしても被害はほとんどないでしょう。設置なども楽なのがいいですね。慣れれば数分で完成するので、ぜひみなさんもチャレンジしてみてください。ちなみに、今回の作り方はあくまでも一例であり、中には発泡スチロールと布をタッカーで固定する方や、画びょうではなく壁にフックを取り付けて固定する方もいます。このあたりは自分の好みに合わせて選ぶのが一番ですね。いくつかの方法を試してみて、やりやすいと思った方法で続けていくのもいいと思います。